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「月は満月でしょ」「いやいや、三日月でしょ」というように、インド音楽も様々な見方があります。
1つの見方として参考にしてくださいね。
とことん知りたい!という方には、こちらがオススメです。
David and Chandrakantha Courtney’s Homepage-Music of India(英語)
そうですね、一般的にはバイオリンってチューニングをあまり変えない方がいいと言われてますね。
でも一緒に演奏する人のキーに合わせないといけない場合は、可能な範囲で時々変えてます。
それでも今のところは大丈夫だし、壊れた話も聞いた事ないですよ。
インド音楽を演奏する場合の調弦についてですが、私が今まで習ってきて知る範囲でお答えします。
インドバイオリンは西洋の調弦とは違う方法で演奏します。チェロについては知りません。
Saのキーはバイオリニストによって違います。ガヤーキスタイルで演奏するバイオリニストはフォローするヴォーカリストにキーに合わせている事が多いかと思います。
P↓SPS↑とかM↓SPS↑などの音の並びは人によっても違うと思うし、私の知ってる方は曲によって、PをMに変えたりしてらっしゃいました。
シタールには流派にもよりますが、約20本の弦が張ってあります。
上に7本、下に13本の共鳴弦{タラフ}があります。上の7本は約5,6種類あってそれぞれ太さや音色が違います。下の13本は全て同じ太さの弦で統一されています。通常手が触れているのは上の数本の弦だけです。右手小指の爪を伸ばしていればタラフをハープのように鳴らす事も出来ます。通の人がそれを聴けば「ああ、今日演奏するラーグは○○か…..」となる訳です。
左手小指の爪を使う人も多いです。
これはタラフの一番外側の弦を弾いて演奏中にアクセントや装飾をつける事が出来ます。シャヒード・パルヴェーズは上の弦とこれらを組み合わせてバラエティに富んだ演奏をしています。ニキル・ベナルジーのシタールには上に8本の弦が張ってあったり、ラヴィ・シャンカルは一本少なかったりと、弦の張り方、太さの好みやこれらの小技は十人十色です。
【ガザル】
元は、詩の朗読方法だが、現在では、詩に重点を置くウルドゥー語の歌の一つのジャンル。
GHAZAL | chandrakantha.com
ガザルはパキスタン周辺で良く歌われる歌の種類です。なので、ヒンドゥーの神様の名前とかは出てこなくて、恋や人生がテーマのことが多いです。ここで歌われる恋は神への信仰のメタファーとも。
インド古典声楽とガザルは、それぞれ有名な歌手がはっきり違うので、別ジャンルと考えた方が分かりやすいかもしれませんね。
また、ガザルは本来ウルドゥー定型詩の形式ということもあって、ガザルのCDには作詩者名が大抵載っています。
◆ガザルは、イスラム教徒(ムスリム)が特に歌うのか?
元々はイスラム恋愛(信仰)詩だけど、昔のインド映画の音楽なんかにもよく使われていたので、インドではムスリムだけじゃなく、ヒンドゥーもムスリムも関係なく歌います。確かにムスリムのシンガーが多い。でもThe Ghazal King のJagjit Singh なんかも “Singh”ってくらいでシークです。
Anuradha Paudwalの歌ってるガザルCDなんかもあるし、逆にムスリムシンガーの歌うバジャンなんかもあります。これは普通によくある。Rashid KhanもRadhaのバジャンとか歌っています。
【トゥムリ】
準古典音楽の一種。ヒンディー語で歌われ、クリシュナ神への愛を歌う物が多い。またラーガを柔軟に表現する。
THUMRI | chandrakantha.com
トゥムリはラーガに詩をのせたもの、という感覚でしょうか。
◆トゥムリの定義とは?
「ラーガを柔軟に表現する」というのはつまり、純古典カヤールほどラーガの厳密性が求められない、ということです。
トゥムリがライトクラシックと言われる所以でもあります。
その分装飾が派手でよりエンターテイメント性にあふれてる感じ?
タブラも古典の時のようなリズム的に凝ったソロはせず、最後のラッギーと呼ばれるパートで勢いとノリ重視のソロを披露。聴き所のひとつです。
◆インド古典声楽の歌手がトゥムリも歌う、って認識ですか?
ガザルほど分かれてなくて一般的にはそう言えると思うけど、トゥムリがメインの歌手もいます。
Shobha Gurtuとか、Begum Aktharとか。
Begum Aktharはガザルもトゥムリも有名ですね。他にカーフィーやタッパー、ダードラ等のライトクラシックで有名な国民的歌手でした。
※参考:
ガザル Mehdi Hassan
タブラは伴奏楽器なので必須ですね。いくつ持ってるかは奏者によって違うでしょうけど。
笛も歌や踊りの伴奏するならいろいろ必要。あとシタールやサロード等他の楽器と一緒にやる為にも、その楽器のキーの笛が必要になります。それからバーンスリーはチューニングのない楽器ですが気温によって音程が変わってしまうので、よく他の楽器と合わせるために使うキーの笛は「夏用」「冬用」等ピッチ違いでいくつか持ってたりもします。割れることもあるので予備も必要。なので自分用だけで2~30本は持ってます。古典で普段使うのは1本だけなのに(笑)
またサーランギのように、太さの違う弦だけをいくつもぶら下げておいて、相手に合わせてその場で即座に張り替えて移調する楽器もあります。
※nimbas arts注釈
・U-zhaan ・・・タブラ奏者 http://u-zhaan.com
・ヒロスさん・・・中川博志 バンスリ奏者 http://sound.jp/tengaku